求人広告に応募がこない7つの理由と解決方法

昔と違い求人広告を載せたら応募が来るということはなくなりました。最近はTVCMでも求人募集CMを流すほどです。働く人が少なくなった今では昔のままの求人広告では応募はきません。

給料が安い

昔は条件の良い求人から応募が埋まっていき、徐々に条件の良くない求人にも応募がありました。

しかし、今は労働人口が根本的に減っています。条件面でいちばん重要な給料(時給)が、同一地域・職種と比べて悪いと問合せはきません。

他の条件の良い会社も労働者不足です。求職者はそちらの方から問合せします。

同一地域・職種の給与額をしっかりとリサーチし同等かそれ以上の提示をする必要があります。

掲載されている給与に幅がある

給与欄に「月給180,000円~500,000円以上」のようにかなりの幅がある求人情報を見かけます。もちろん能力に応じて給料が変わることは理解できます。

しかし、上記のような書き方だと「どうせ18万なんでしょう・・」「給料なんてなかなか上がらないんでしょう」などと言ったネガティブなイメージが浮かんでしまいます。

入社Oヶ月:180,000円
入社O年目:250,000円
など昇給があるならば具体的に書くべきです。また50万円の給料を貰えるモデルケースも書くべきです。

求人広告の内容と実際の条件が違う

求人広告には良い条件を掲載し、採用後理由をつけて条件を下げるという会社があることをネット掲示板やSNSで目にします。

会社名の一部が伏せ字になっていようと、求職者は大まかに会社名がわかってしまいます。そして、悪い噂が立ちます。

求人広告の内容と実際の条件は必ず一緒でないといけません。また、求人広告には可能な限り実際の条件が求職者に理解してもらえるよう記載する必要があります。

勤務時間(拘束)が長い

最近は長時間の勤務時間の仕事は敬遠されます。実質労働時間8時間だとしても、待機時間が長ければ求職者の完全な自由時間にはなりません。

しかし、仕事内容によっては仕方がない場合があります。その際は、なぜ拘束時間が長いのか、また待機時間はどれくらいの時間がありどのように過ごしていいのか明確に記載すべきです。

また待機時間がある代わりに、求職者にどのようなメリットがあるのかも提示することも大切です。

飲み会・レクリエーションが多い

飲み会やレクリエーションは、職場で円滑に仕事をこなす上で大事なことかと思います。

昔は喜んで参加したものですが、今は違います。飲み会やレクリエーションには給料は発生せずプライベートな時間を削ります。

そして、給料は発生しないのに上司や同僚に気を使います。

言葉には出さなくても、飲み会やレクリエーションは喜ばれることではありません。

参加は強制では無いなど、飲み会やレクリエーションがある旨掲載するときも工夫が必要です。

求人内容が希薄・分かりづらい

求職者はまず求人広告を見てその会社のことを想像します。求人内容が薄かったり、内容が具体的でないと想像さえできません。

例えば「備考:なし」などもってのほかです。備考が無いはずは無いと思います。求人サイト側が準備した項目だけで会社や仕事の内容を伝えることはできないはずです。

しかし、長い文章で思いを綴れば良いものではありません。簡潔に正確に掲載されていないと求職者は長文は読みません。

最初は、箇条書きで掲載してから必要ならば文章に変更していくというのも一つの方法です。

写真が掲載されていない

どの求人サイトでも、写真は掲載できるかと思います。そして、その写真ありきでリスト表示させます。

写真が登録されていない求人は、「NoImage」などの代替え画像表示になったり、画像が省略されてリスト表示での枠は小さくなってしまいます。

Instagramが流行っているのは、画像の情報から投稿内容が把握できるからかと思います。

求人広告も同様、写真から会社や仕事内容が伝わるかと思います。